春分の日。
暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、三寒四温だと
いうのもまたこの時期の気象の慣用句。

先週だか先々週だかから、スギ花粉が耐えがたい程
に飛散してるなぁ、と思ったのですが、この連休は
多少マシかも?とも思い。
もしかしてこの花粉症的な症状、スギ花粉だけじゃ
なく黄砂とかにも依存してるのかしら。
だとすると西に行く程酷くなるのにも納得がいく。
そんな適当な推測。

もうすぐ桜も咲きそうですね。
桜の草木染めは、花咲く直前の桜の木の皮を剥いで
使うんだ、という話を聞いて以来、この時期の桜を
見るとその木いっぱいに広がった薄桃色の思いの丈
みたいなものを想像する。
染色する為には、本来なら桜が桜たるに一番の証で
あろうその花を咲かすために全身全霊で用意した色
を木の皮と共に剥ぎ取ってしまう事の刹那感、とか
そんな事を思うわけで。